5月25日に第18回定期総会と記念講演会を開催しました。
特定非営利活動法人ことぶき介護は、去る5月25日に第19回定期総会を開催しました。会員31人が出席、2018年度事業報告、決算報告、2019年度事業計画、予算、新役員を承認し、盛会のうちに終了しました。
総会終了後には、AIDERS代表の山﨑正徳様に、「訪問介護の現場で遭遇するショックな出来事から、心のダメージを減らす方法」と題した記念講演を行っていただきました。
訪問介護員やケアマネジャーは時として大きなショックを経験します。例えば、「昨日までお元気だった利用者が亡くなっているのを発見した。」「理不尽な利用者の暴言にさらされた。」「セクハラにあった」などです。そんな時、どんな健康な人でも大きなストレスを感じ、心身や行動に反応(急性ストレス反応)が現れます。これは正常な反応で、2~4週間の間に徐々に消滅しますが、対応を間違えると「心的外傷後ストレス障害(PTSD)」に陥る危険もあります。心のダメージを最小限に抑え、PTSDを予防するには、つらかった気持ち、怒り、不安、悲しみ等の感情を受け入れ、タブー視せずにスタッフ同士で感情を共有することが効果があることを学びました。「介護職なら、このくらいのことは当たり前」「耐えてこそ一人前」などと、思考で感情を抑え込むことは厳禁!だそうです。